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大腸カメラ

大腸カメラ検査について

大腸カメラ検査について国内の大腸がんの発症数は男女いずれも増加傾向にあり、がんによる死亡原因においても大腸がんは上位に位置しています。

大腸がんの多くは大腸ポリープから進行しますが、進行スピードはそこまで早くないため、早期発見・治療ができれば完治が期待できます。大腸カメラ検査は、がん化リスクがある大腸ポリープや早期の大腸がんを見つけられる唯一の検査のため、早期発見のためには定期的な大腸カメラ検査の受診が欠かせません。

当院では、豊富な内視鏡検査の経験を持つ内視鏡専門医・指導医が、最先端の高度な内視鏡システムを使用して、細心の注意を払いながら検査を進めます。また、鎮静剤を使ってウトウト眠ったような状態で検査を受けることもできます。

オリンパス社拡大内視鏡を採用

一般に使用される内視鏡ではなく、倍率を80倍まで瞬時に拡大できる「拡大内視鏡」を使用しています。太さは通常の内視鏡と同じですが、必要に応じて5倍から80倍までズーム式に拡大して観察でき、とても詳しく観察できる内視鏡です(通常の内視鏡は5倍での観察です)。拡大内視鏡をもちいて病変を拡大観察することにより質の高い診断が行えます。

拡大内視鏡と狭帯域光観察(NBI:Narrow Band Imaging)という内視鏡技術を併用することにより、さらに精度の高い内視鏡診断を行っています。 

当院の大腸カメラの特徴

経験豊富な専門医が検査を担当します

経験豊富な専門医が検査を担当します当院では、熟練の内視鏡専門医・指導医が検査を担当します。

高度なスキルを存分に発揮できる最先端の内視鏡システムを使用しており、時間をかけずに正確な検査を行うことができます。また、細かい部分まで細心の注意を払って検査を進めることで、患者様にストレスや苦痛をなるべく与えないようにしております。

鎮静剤を使うことで、ウトウト眠ったような状態で検査を受けられます

鎮静剤を使うことで、ウトウト眠ったような状態で検査を受けられます大腸カメラ検査をリラックスして受けられるよう、当院では鎮静剤や鎮痛剤を使用しています。

鎮静剤を投与することで、ウトウト眠ったような状態で検査を受けられます。心身ともに非常に落ち着いた状態となるため、検査を円滑に進められるようになり、検査時間を短くすることにも繋がります。これまで検査を受けたことがない方も、お気軽にご相談ください。
なお、鎮静剤や鎮痛剤を使う場合、当日のバイクや自動車、自転車の運転は控えて頂きます。

体への負担を抑えた無送気軸保持短縮法でスコープを挿入します

体への負担を抑えた無送気軸保持短縮法でスコープを挿入します大腸の状態は患者様によって個人差が大きく、癒着していることもよくあります。そのため通常の検査方法ではスコープの挿入により腸が圧迫され、患者様に大きな負担がかかってしまうケースがあります。

当院では無送気軸保持短縮法を採用しており、大腸を無理に伸ばすことなく、負担を軽減した検査が可能です。高いスキルが求められる方法ですが、当院では経験豊富な内視鏡専門医・指導医が注意深く検査を進めますので、心配はありません。

大腸ポリープを見つけた場合、検査中に取り除くことができます

大腸ポリープを見つけた場合、検査中に取り除くことができます大腸がんの多くは、大腸ポリープががん化したものです。当院では、大腸カメラ検査で見つけた大腸ポリープを検査中に内視鏡で取り除き、将来の大腸がんの発症を未然に防ぎます。検査中に取り除くため入院が不要であり、当日中にご帰宅が可能です。

当院の大腸カメラ検査では、検査中に見つけたポリープを拡大や特殊光などを利用して、構造や色調、形状、大きさなどを詳しく確認し、取り除くべきかどうか検討します。

炭酸ガスを使うことで、検査中の圧迫感や検査後の膨満感を減らします

炭酸ガスを使うことで、検査中の圧迫感や検査後の膨満感を減らします大腸は湾曲しており、複数のヒダやシワがあります。そのような部分も見落とさないようにするため、大腸カメラ検査では大腸を空気で広げます。

当院では、空気よりも吸収効率が高い炭酸ガスを使うことで、検査中の圧迫感や検査後の膨満感を減らします。また、吸収された炭酸ガスは呼気とともに体外に排出されるため、安全性も高いです。

検査後はリカバリールームで休憩していただきます

検査後はリカバリールームで休憩していただきます検査が終わってから一定時間休憩して頂きます。
当院では、リカバリールームを設置しており、ゆっくりと休憩することが可能です。

大腸カメラ検査の流れ

1前日

お食事は夜9時までに終えるようお願いいたします。
その後は検査が終わるまで食事を控えていただきます。水分補給は、薄めのお茶か水など無糖で透明なものであれば問題ありません。 就寝前に錠剤の下剤を飲んでください。なお、抗血栓薬や糖尿病薬などは休薬をお願いすることもあるため、日頃から飲んでいるお薬があれば、必ず事前診察の際に医師へお申し出ください。

2当日朝

大腸カメラ検査の流れ高血圧の薬、心臓の薬、喘息の薬、精神科の薬は午前6時までに多めの水で服用してください。
午前8時からから下剤内服を始めてください。お渡しした下剤を大量の水で溶かして、2時間かけて飲み切ることで腸内をきれいにします。また、水などで水分補給はできますが、食事は検査が終わるまで控えてください。

3来院

来院予約時間の30分前までにご来院ください。
問診や確認の後、検査着へ着替えて頂き、希望される方には鎮静剤を静脈から注入します。

4検査

検査ストレッチャーに横になった状態でスタッフが検査室までお連れします。鎮静剤を投与するとウトウト眠ったような状態で検査を受けられます。
組織採取やポリープ切除の有無などによって時間は若干変動しますが、基本的に30分ほどで検査は終わります。検査後はスタッフがリカバリールームまでお連れします。ゆっくり休憩してください。

検査中の大腸ポリープ切除

検査で大腸ポリープが見つかった場合、検査中に取り除く日帰り手術(コールドポリペクトミー)を行えます。
ポリープ切除により痛みが発生することはないのでご安心ください。なお、ポリープの状態によっては切除を行わず生検(病変の一部を採取し 顕微鏡で詳しく調べる検査)を実施する場合があります。

5ご説明

ご説明リカバリールームで休憩した後、検査担当医が検査画像をお見せしながら結果をお伝えします。
ポリープ切除をした場合、注意事項などもご説明します。 また、採取した組織やポリープの病理検査を実施する場合、結果が分かるまでに2週間程度かかります。結果説明のため後日改めてお越し頂きます。

ポリープ切除(コールドポリペクトミー)後の注意事項

ポリープ切除を行った場合、当日の夕食は胃腸に刺激を与えないよう、消化しやすいものを食べましょう。また、入浴、飲酒はしないようにお願いします。なお、軽めのシャワー浴であれば問題ありません。また、術後の出血を防止するため、3日間はスポーツ、飲酒、入浴、旅行は控えてください。

検査費用

  1割負担 3割負担
大腸カメラ
(観察のみ)
約2,500円 約7,500円
大腸カメラ
+生検+病理組織検査
約3,000円 約10,000円
大腸カメラ
+ポリープ切除+病理組織検査
約8,000円 約20,000~30,000円

※診察料・採血費用は別途かかります。
※ポリープ切除や組織検査を行う場合、部位の数に応じて費用は変動します。