「なんだか気分が落ち込む…」「夜、なかなか眠れない…」「イライラしたり、だるかったりする日が続く…」
このような不調を感じていませんか?
更年期障害、不眠、自律神経失調症は、多くの方が経験する可能性がある症状で、放置すると日常生活や仕事に大きな影響を及ぼします。
以下では、それぞれの症状について原因や治療法を詳しくご紹介します。
目次
更年期障害とは?
更年期障害は、閉経前後のホルモンバランスの変化により引き起こされる心身の不調を指します。
主に、女性に多く見られますが、男性も同様の症状を感じることがあります(男性更年期障害)
主な症状
- のぼせ、ほてり(ホットフラッシュ)
- 冷え性
- イライラ、不安感、抑うつ状態
- 疲労感や倦怠感
- 不眠や睡眠の質の低下
原因
- ホルモンバランスの乱れ:
エストロゲンの減少が主な原因。男性の場合はテストステロンの低下が影響。 - ストレスや生活環境の変化:
家庭や職場のストレス、環境の変化が更年期症状を悪化させることがあります。
不眠症とは?
不眠症は「寝つきが悪い」「眠りが浅い」「朝早く目が覚める」などの睡眠トラブルが続く状態を指します。
主な症状
- なかなか眠れない(入眠障害)
- 夜中に何度も目が覚める(中途覚醒)
- 朝早く目覚めてしまう(早朝覚醒)
- 十分に寝た気がしない(熟眠障害)
原因
- ストレスや不安:
心配事や緊張感が続くと睡眠が妨げられる。 - 生活習慣:
就寝前のスマホ使用や夜更かしが原因。 - ホルモンバランス:
更年期障害や自律神経の乱れが不眠を引き起こすことも。
自律神経失調症とは?
自律神経失調症は、体のさまざまな器官を調整する自律神経がうまく働かなくなることで現れる症状の総称です。
主な症状
- 動悸や息切れ
- めまい、頭痛
- 手足の冷えやほてり
- イライラ、不安感、集中力の低下
- 疲れやすさ、倦怠感
原因
- ストレス:
精神的な負担や生活の乱れが主な要因。 - 生活習慣の乱れ:
運動不足や不規則な食生活。 - 更年期の影響:
ホルモンバランスの乱れが自律神経に影響する。
診療の流れ
当院では、更年期障害、不眠、自律神経失調症の診療において、以下のステップで患者様をサポートします。
初診・問診
症状の詳細、生活習慣、ストレス要因などを丁寧にヒアリングします。
血液検査・ホルモン検査
更年期障害や自律神経失調症が疑われる場合、ホルモンバランスや自律神経の状態を確認します。
ストレス検査
心理的ストレスの程度や自律神経機能を測定します。
生活習慣アドバイス
食事や運動、睡眠環境の改善ポイントを具体的に提案します。
薬物療法(必要時)
- 更年期障害:ホルモン補充療法(HRT)や漢方薬。
- 不眠症:睡眠導入剤や抗不安薬。
- 自律神経失調症:自律神経を整える薬やビタミン剤。
これらの症状には漢方薬が有効であることが多いです。副院長(豊田美香)に相談することをお勧めします。
生活習慣改善のポイント
更年期障害におすすめの対策
- 適度な運動:ウォーキングやヨガで血流を促進。
- 栄養バランスの取れた食事:大豆製品(イソフラボン)、カルシウムを摂取。
- ストレスケア:リラックスできる時間を意識して確保。
不眠症におすすめの対策
- 就寝前の習慣改善:スマホやテレビを控え、ぬるめのお風呂で体を温める。
- 睡眠環境の見直し:遮光カーテン、静かな環境を整える。
- カフェインの摂取制限:午後以降のコーヒーや紅茶を控える。
自律神経失調症におすすめの対策
- 規則正しい生活:起床・就寝時間を一定に保つ。
- 呼吸法の実践:深呼吸や腹式呼吸でリラックス。
- マインドフルネスや瞑想:精神的な安定を図る。
当院での治療をお考えの方へ
亀山市にお住まいで、更年期障害、不眠、自律神経失調症にお悩みの方は、ぜひ当院にご相談ください。
専門的な診断と適切な治療を通じて、心身ともに健やかな日々を取り戻すお手伝いをいたします。
生活の質を向上させるために、早めの対処をおすすめします。お気軽にお問い合わせください!