インフルエンザワクチン

※今年度の接種は終了しております。
日本では、毎年12月~翌年3月までインフルエンザが流行します。
インフルエンザワクチンは、接種して効果が出るまでに2週間程度の時間が必要です。ワクチンの効果は5ヶ月程度持続するため、11月中旬頃までに接種を受けましょう。
当院では、地域でも比較的リーズナブルにインフルエンザ予防接種を行っています。
新型コロナウイルスワクチン
※今年度の接種は終了しております。
当院では、新型コロナウイルスワクチンの予防接種に対応しています。
ワクチン接種によって、感染防止と重症化リスクの低減が期待できます。接種当日は、患者様の体調をチェックしてから行い、接種後は一定時間の経過観察を実施します。安心安全なワクチン接種となるよう、最大限努めて参ります。
帯状疱疹ワクチン
帯状疱疹とは?
帯状疱疹は水ぼうそうと同様のウイルスによる皮膚疾患であり、体の左右に沿って痛みを伴う赤い発疹と水ぶくれが帯状に発生します。
基本的に症状は上半身に起こり、目の周りや顔面に症状が出る場合もあります。 通常、皮膚の症状が治まると痛みも改善しますが、神経が損傷すると「帯状疱疹後神経痛(PHN)」という持続的な痛みが起こる場合があります。
また、帯状疱疹が発生する場所によっては、顔面神経麻痺、角膜炎、難聴などを併発する場合もあります。痛みの程度や病状は人によって異なります。
ワクチン接種の概要
帯状疱疹の予防接種は主に50歳以上の方が対象となります。
日本国内では、成人の9割以上が帯状疱疹を引き起こす水痘・帯状疱疹ウイルスへの抗体を持っていますが、これは多くの方が幼少期に水ぼうそうを発症したことが理由とされています。なお、加齢によって免疫は低下し、帯状疱疹の発症確率が高くなります。
帯状疱疹の既往歴があっても、免疫が衰えることで再発する場合があります。予防接種は免疫を高める上で有効であり、50歳以上の方は帯状疱疹を発症しやすくなるため、予防接種をお勧めします。
なお、ワクチンによって帯状疱疹を100%防げるわけではなく、接種できないケースや慎重に対応すべきケースもあるため、詳しくは一度ご相談ください。
2つの帯状疱疹ワクチン
帯状疱疹ワクチンは、生ワクチンである「乾燥弱毒水痘ワクチン(ビケン)」、不活性ワクチンである「シングリックス」の2種類が存在します。
以下の表にそれぞれの特徴を記載します。
乾燥弱毒水痘生ワクチン | シングリックス | |
---|---|---|
ワクチンの種類 | 生ワクチン | 不活化ワクチン |
対象年齢 | 制限なし | 50歳以上 |
接種回数・方法 | 1回・皮下注射 | 2回(2~6ヶ月後)・筋肉注射 |
帯状疱疹後神経痛抑制効果 | 66.5% | 50歳以上 100% 70歳以上 85.5% |
発症予防効果 | 51.3% | 50歳以上 97.2% 70歳以上 89.8% |
持続期間 | 約5年 | 9年以上 |
副反応 | 軽い接種部位の腫れ、痛み、発赤 ※3日~7日で解消します |
接種部位の腫れ、痛み、倦怠感、発赤、頭痛 ※3日~7日で解消します |
メリット | ・接種は1回で良い ・費用負担が軽い |
・予防効果が高い ・効果が長く続く ・免疫が落ちている方や妊婦も接種できる |
デメリット | ・効果の持続期間が短い ・免疫が落ちている方や妊婦は接種できない |
・費用負担が大きい ・接種回数が2回となる ・比較的強い副反応が出る |
どちらを接種した方が良いかは、患者様のリスクや体調などを踏まえて検討することが大切です。
生ワクチンは一度の接種で良く、費用負担も軽い一方で、不活性ワクチンは高い予防効果があり、効果の持続時間も長いというメリットがあります。
海外渡航前ワクチン
留学や旅行、出張などで海外に行く予定がある方を対象とした予防接種です。
渡航中はもちろん、帰国後も安心安全で健康な日常生活を送れるよう、予め接種を受けることをお勧めします。
ワクチンの種類と料金
A型肝炎 | 8,800円 |
---|---|
B型肝炎 | 7,000円 |
狂犬病 | 13,400円 |
日本脳炎 | 7,900円 |
破傷風 | 4,800円 |
―その他も柔軟に対応致します